淡路ジェノバライン
明石市街地と淡路島を結んでいた明石淡路フェリー(通称たこフェリー)は、明石海峡大橋が開通するまで地元の交通の要としての重要な役割を担っていました。しかしながら、原油価格の高騰による燃料費負担増や、明石海峡大橋を含む神戸淡路鳴門自動車道の通行料金の割引などの影響で徐々に収益が悪化し、2010年3月より運休、2012年には惜しまれながら正式に廃線となりました。観光にも、生活にも、交通の要であったこの航路をなんとか復活させたいと、なんと淡路市が新造船を導入して航路を復活させることを発表。自転車と小型バイクを輸送出来る100トンほどの高速旅客船を使用し、現在では淡路ジェノバラインとして営業が開始されています。